『目の見えない精神科医が、見えなくなってわかったこと』レビュー

「目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと」

今回読んだ本は、

精神科医の福場 将太さんの書かれた

『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』

という本

タイトルどうり

福場さんは、医学部5年生の時

網膜色素変性症という難病が発覚し

32歳で失明しています。

本の帯では、

人生の暗闇を抜け出そう

32歳で完全に視力を失うも、

それから10年以上にわたり、

精神科医として、患者さんの心の病と向き合ってきた

「目の見えない精神科医」による、

見えないもの探しの記録

と表されていました。

ちょっとした人生の暗闇にいるのではともい手にとってみました。

読んで気づかされたこと

まずは、

障害がある方に対する偏見

障害があっても

ベテランからビギナーまで幅広くいるということ

これくらいは、出来るからほっといてくれと思う人がいたり

あれもこれも手伝って欲しいいと思う人もいるなど

人それぞれ

そして読んで初めて知った言葉

バリアバリュー

障害を持ったために他が発達すること

著者は、視覚を失ったために聴覚、嗅覚が敏感になったということ

またびっくりしたのは、

障害者は清廉潔白というのは思い込みということ

善人もいれば悪人もいるということ

人は、みんな人それぞれということ

読みながらそんな普段気づかないこと

多く教えてもをいました。

最後に

「運命は、変えられなくても人生は変えられる」

幸せは意識しすぎたり、無理に言葉にしたりすると、

きっと分からなくなってしまうものだから

それに

生き方を選ぶのが人間の誇り。

幸せは生き方に密接に関連するものだから

一人一人で見つけて欲しい。

「今」は永遠ではありません

大切な人たちがそばにいるうちに、

大切なものたちがそばにあるうちに、

見えない探し物を見つけるヒント

それが本書にあるかも知れません📕

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