いつもよりラクに生きられる50の習慣
今回読んだ本は
かんき出版 藤本理恵子 著
「いつもよるラクに生きられる50の習慣」
お気に入りの本屋さん
福岡市中央区の天神 新天町にある
積文館 新天町本店
ここの2階は漫画とビジネス本をメインに置いているけど
配置がいいのか私が読みたくなるようなビジネス書によく出会えます
今回ふらっと立ち寄って4.5冊読んでみたいという本が見つかりました。
本書もその中の一冊ですが
冒頭から
著者の壮絶な人生に驚かされショックを受けました。
小学生の頃、家の中はいつも喧嘩が絶えず、割れた窓は修理するお金がなく、新聞紙が貼られていました。
親類の家を転々とし小中学校だけで6回転校
親類の家では、夕食を隠されたり、夜9時ぐらいまで電気をつけていると「電気代がかかる!」と怒られてて、自由に勉強することさえ出来なかった著者
高校3年生からは新聞販売店の寮に入り新聞配達をし、短大は、奨学金をもらって通学
社会人になってやっとの思いで就いたデザイナー職は月130時間以上の残業。自宅に帰って寝るだけの生活で土日出勤も当たり前
精神的にも肉体的にも限界に達し
どうしたら、ストレスなく働けるか、不安や孤独から抜け出せるか、人間関係に恵まれるのか、お金の不安が無くなるのか
そのすべての答えを心の中に求め心理学を学びました。
その甲斐あって
40代でステージ3の癌に倒れた時心理学やマインドフルネスなどの学びと、多くの心優しい人たちに支えられました^ – ^
以上 簡単な紹介
気持ちを整える
1.自分の機嫌をとる
人間の最大の罪は不機嫌である
いつでも自分を「気分の良い状態」=「機嫌が良い状態」にしておくことは、人間関係をよくするためにも、高いパフォーマンスを発揮するためにも重要です。
自分がすぐに気分が良くなるものを日頃から用意しておくことがお勧め^ – ^
2.抑圧した感情は、問題となって現れる
否定された現実は、舞い戻ってその人につきまとう
不安、イライラ、悲しみ、ネガティブなどの感情になったときは、自分の中の抑圧した感情に気づき、手放していくチャンス。
3.好機を見出す
世の中にはどんな幸福も不幸もありません。あるのは思いの違いだけです。
心理学では、出来事は無色透明で悲しませることも喜ばせることもできないと考えます。
前向きに考え、マイナスの感情にとらわれないようにすることで、パフォーマンスを落とさずに行動することができます。
点で捉えると不運とも思える出来事も、線で捉えると幸運になることは多々あります。
4.無意識の思い込みが人生を創る
あなたが無意識を意識しない限り、それはあなたの人生を支配する
私たちはなんとなく感じる無意識に突き動かされています。
無意識を理解せずに、良好な人間関係を作ったり、ビジネスで成功したり、お金持ちになったりすることはできないのです。
5.思い込みから目を覚ます
無知は頑固で偏見は手強い
思い込み(偏見)は、自分が思っている以上に手強いものです。
私たちは、「みんな」「いつも」など一般化された普遍的な数量詞を使うことで、間違った思い込みを強化しています。だから質問をして、思い込みを解くことで、自分の中の制限を解除し、選択肢を広げて考えることができるのです。
6.絡みついた楔を断ち切る
他人を押さえつけている限り、自分もそこから動くことはできない
相手を負かせてやろうと躍起になっていては、ストレスの元凶である相手と接点を持ち続け、嫌な記憶もさらに強化されていまいます。
憎い相手に対する一番の復讐は、その相手のことを忘れて幸せになることです。
7.服装が変わると生き方が変わる
服装は、生き方である
生き方が変わると服装も自然に変わる。
服装を変えることでセルフイメージが変わり、セルフイメージが変わると生き方が変わります。
安いからこの服を買うというのではなく、どんな人生を生きたいのかを考え、それにふさわしい服を選んでいくことが大切。
8.孤独が人を育てる
最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は騒動のうちになされる
人は、孤独なとき、内観し、自分と向き合うことができるチャンスを得ています。
人との関係性の中で孤独を感じていても、同時にそこ孤独の中で才能が育っているのです。
自分で自分を認め、「今、ここ」を楽しめれば、そこに寂しさは存在できません。
9.嫉妬は人生の羅針盤
妬み深き人は、錆により鉄が蝕まれるごとく、己自身の気質によって蝕まれる
何に嫉妬したかがわかれば、自分が欲しいものが明確になります。
主体的に行動している人の方が幸福を感じやすいと言われています。
他人が気にならなくなるくらい、自分のやりたいことに集中してみましょう。それが、自分の人生を進むことです。
10.SNS疲れの処方箋
自分で自分のことをどう思うか。それは他人からどう思われるかよりも、はるかに重要である
承認欲求は誰にでもあります。しかし、過剰に他人から求めるようになると苦しむことになります。
「高位の承認欲求」は、他者にどう思われるかは関係なく、自分の基準で自分を認めたいという欲求です。
自分の好きなことを心から楽しみましょう。
コミュニケーション
1.相手の鏡になる
成功に秘訣というものがあるとすれば、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に他人の立場からも物事を見ることができる能力である
自分と似ていないものは機嫌、と無意識に感じます。相手に合わせて行くことが重要です☺️
まず目に見えるものに合わせることからスタートし、相手の深い部分にある考えや価値観まで合わせていくことを目指します。
2.あなたが放ったものと同じものが集まる
その子を知らざれば、その友を視よ
花の周りには蝶が集まり、フンの周りにはハエが集まります。あなたが放っているものと同質なものが引き寄せられるのです。
「人間は本質的に弱いものであり、欲に囚われ、他人を憎む傾向があるので『礼』を身につけるように修練し、行動を正していかなければならない」
良い影響を受けることができる相手、仲間を選ぶことが大切です。
3.答えはその人の中にある
人と人の違いは、人と野獣の違いより大きい
私たちが認識しているものと現実は同じではありません。
私たちは、自分の考え方(地図)がこの世の真実(領土)だと思いがちです。
「みんな違っていい。誰も間違っていない。答えはその人の中にある」優れた人物は、他者の個性をどう生かすかを考えます。
4.心に必要な栄養とは?
深い思いやりから出る感謝の言葉を振りまきながら日々を過ごす。これが友を作り、人を動かす秘訣である
当たり前と思っていることは、いつも奇跡の連続で感謝すべきことです。
感謝出来る人のほうが、ショックな出来事があっても、立ち直れる心の回復力があると言われています。
5.人を許すと幸福になる
過つは人の性、許すは神の業
許すも許さないも自分の心次第です。
人はストレスフルな状態のとき、心の柔軟性に欠け、起きた出来事に対する適応力が低下し、怒りを抑えられなくなる傾向にあります。
許しがたい出来事を許した人たちは、心の平穏を感じたと言います。
6.間違いを指摘しない
出来れば人より賢くなりなさい。しかし、それを人に知らせてはいけない
人は間違いを指摘されると、相手が攻撃してきたと思い身構えます。
自分の考えを受け入れられ大切にされた場合、自分自身で内観し、間違いがあると本音を話してくれるものなのです。
7.口は災いのもと
キジも鳴かずば、撃たれまい
「口は災いのもと」とよく言いますが、何気なく言ったひと言で人間関係を悪化させてしまうことは、よくあります。
相手が何を大切にして、何にコンプレックスを持っているかを会話の中から、読みとることが大切です。
8.部分は全体につながり、全体は部分に現れる
近隣のために尽くしている人は、同時に人類のために尽くしている
家族に思いやりのない人が、本当の意味で友人やお客様に思いやりを持って接することは難しいのです。
小さな思いやり(部分)はいずれ、多くの人(全体)へ広がる。
9.真の愛とは何か?
神の名は無意味。世界にとって本当の神は愛なのだ
信頼されたい、愛されたいと思いながら「こうでなければならない」と相手をコントロールしようとしていると、うまくいきません。
自己肯定感が低く、承認欲求が強い人は、その条件を呑んででも、相手に気に入られようと必死になります。
愛は自然と湧き出て、受け取ってくれるだけで感謝するもので、条件をつけたり、お金を要求したり、見返りをもとめたりしないものです。
目標・夢実現
1.未来は自らコントロール出来る
運命は星が決めるのではない。我々の思いが決めるのだ
望む未来を決めるから、それに向かって運命が動き出すのです。
ゴール設定する時は「仕事で失敗しないように」「お金に困らないように」「パートナーと喧嘩しないように」など否定語を使ってはいけません。
人生で望むものを肯定語でゴール設定することで、それを引き寄せることができます。
2.ポジティブな結果をイメージする
明確な目標だけが、願ったとおりの成果をもたらす
目標を立てるときのポイントは、避けたい状態ではなく、望む状態で立てることです。
さらに目標達成に効果的なのは、メタアウトカム(目標の上の目標)を立てることです。
心理学的にも自分にはできて当たり前という根拠のない自身があるほうが、目標達成のためにストレスを感じずに努力ができ、目標も達成しやすいと言われています。
3.小さな綻びが突破口となる
もし、相手を1インチでも動かせれば、その相手をひっくり返すこともできる
人間は最初から大きな変化を起こそうとすると抵抗します。だから変化を起こすときは、小さな変化を作ることからはじめるのが肝心です。
千里の道も一歩から。今できる小さなことからはじめることで、変化が起きるのです。
4.パフォーマンスを引き出す質問
質の高い質問が、質の高い人生を作る
同じ状況でも、自分にどんな質問をするかでモチベーションや行動が大きく変わります。
どんな自分も一旦受け入れて、対処法を考える人の方が、次にミスする確率が減ります。
「もし、できたとしたら、どんな良いことがある?」と質問すれば、達成したときのメリットや良い気分などが全部集まってきて、やる気がでます。
5.自分からシャッターを閉めない
一度失敗したからといってすべてが失敗するわけじゃないわ
一度失敗したからといって、すぐに諦めてしまうのは、もったいない。成功を収めてきた人たちほど、失敗の数は多いものです。
「失敗することより、挑戦しないことを恐れろ」
6.成功のカギは根拠のない自信
何事も成功するまでは、不可能に思えるものである
「最後までやり抜く人」は、やる前から「自分はこの目標を達成できる」という根拠のない自身を持っています。
心理学での目標達成で大切なのは、根拠なく「きっとできる」と信じることです。なお、行動しているときに不安が出てきたら、それをすべて書き出してみましょう。
仕事との向き合い方
1.完璧主義を手放す
ちょっと抜けているほうが幸運を掴める
自分を責める人のほうが、そうでないひとよりも次に失敗する確率が上がるという結果が出ています。
ちょっと抜けているほうが人を安心させ、笑わせることができます。結局、相手をリラックスさせて、人を笑顔にできる人が幸運を掴むのです。
2.変化を恐れない
生き延びられるのは、強いものでも、賢い者でもなく、変化し続けられるものである
変化を受け入れるまでの心理的な抵抗を理解し、付き合っていく必要があります。①否定→②抵抗→③探求→④やる気
変化を受け入れるプロセスを知ることで、変化を嫌う人や自分自身に対し、適切な対応や心構えをすることができます。
3.難題を噛み砕く
難問は分割せよ
普段から危機的な状況に備えて、脳はやる気を出し惜しみします。また見通しが立たないことにも、脳はやる気を出してくれません。
脳にやる気を出してもらうためには、勉強範囲や時間を細かくして、見通しを明るくすることが重要です。
今日からできる本当に小さな行動を決めることで、脳がやる気を出すので行動しやすくなります。
4.真のライバルとは?
恐るべき競争相手とは、あなたのことをまったく気になどかけず、自分の仕事を常に向上させ続けるような人間だ
自己肯定感が低い人は、相手がうまくいっていると自分の劣等感を刺激され、妬んだり、嫌がらせをしたりします。
大切なのは、他人を気にしすぎて、相手の成功を羨んだり、妬んで足を引っ張ったり、誹謗中傷したりすることではなく、自分を磨くことに注力することです。
5.成功という名の試練
成功さえも試練である
人は失敗や不幸より、成功や幸せを恐れることが真実です。
「成功すれば嘘の友達と本当の敵を得ることになる。それでもなお成功しなさい」
光と闇はいつもセットです。成功すると嫉妬されたり、批判されたりすることがあります。
6.上司のイライラは部下に伝わる
リーダーとは希望を配る人のことだ
リーダーに選ばれる人は、現場でバリバリと仕事をこなした優秀な方です。かつての自分と目の前の部下を比べて、「なぜ、もっと仕事が出来ないんだ」と思ってしまうのです。隠しているつもりでも、態度や口調、オーラで相手に伝わってしまうものです。
リーダーに気にかけてもらい、認めてもらえる環境の方が、部下のエンゲージメントは上がるのです。
7.英雄の冒険にでかける
憂鬱でなければ、仕事じゃない
はじめから、部下に愛されようと思うと、注意すべきときにできなかったり、必要以上に部下に迎合してしまったりする可能性があるからです。
叱る理由と改善策をセットにして伝えることができる上司は、部下から信頼されます。
困難に出会うということは、主人公として、英雄の冒険を生きている証拠であり、人生がうまくいっている証拠なのです。
8.「やり方」より「在り方」
あなたの存在が声高々に語るので、あなたの声が聞こえなかった
真に人に影響を与えることができるのは、「在り方」だけです。「在り方=Be」が「やり方=Do」を決定します。
「在り方=Be」が相手に影響力を与えます。
恋愛
1.欠点さえも愛おしむ
「理解」とは愛のもう一つの名前です
恋愛初期は、自分とは反対のタイプに惹かれます。
恋がうまくいかない根本的な原因は、相手に拒絶されることなどではありません。自分で自分のことを拒絶していることが問題なのです。
自分の欠点であると思い込んでいることも、受け入れていくことができれば、相手の欠点も気にならなくなります。
他者受容は自己受容が進む事で可能になるのです。
2.愛を取引に使わない
あげっぱなしの愛が慈悲なんですね
仏教では、見返りを求める愛を「渇愛」といいます。喉が渇いた人が、必死に水を求めるような愛着を指します。無意識に自分を愛して欲しいから、相手を愛しているように見せかけているのです。
仏教で本当の愛にあたるのが、慈悲です。相手の苦しみをとり除き、相手に幸せになってもらうことだけを願う気持ちです。
相手に期待するからこそ、期待が裏切られたときに傷つくのです。
本来愛は、自分の中の源から溢れていたら誰かに与えずにはいられないものです。その愛を相手が受け取ってくれなかったとしても、決して傷つくことはありません。
慈悲を実践するためには、まずは自分の中に愛が溢れている事が重要なのです。
3.傷があなたを成長させる
一度も愛したことがないより、愛して失ったほうがどれほどましなことか
傷つくのが怖いと誰かを愛さないよりも、たとえ振られても、傷ついても、誰かを愛した方が成長できます。
一度でも愛することができたら、どんなに傷ついて、のたうち回っても、また誰かを愛することができます。傷ついた分、より優しさを携えて。
4.正直さという勇気が、恋を成就させる
照れくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ
自分の気持ちを隠すことは、恋愛戦略としてはよくありません。
本音を伝えることは照れくさいですが、自分の気持ちを相手の気持ちとすり替えるのは「卑怯」で、うまくいきません。
大人になってからの素直さは、子供時代の100倍価値があります。
5.内面の輝きが外見に溢れる
究極の美は幸福であること
外見よりも内面(精神美)の追求欲求が高い人のほうが、幸福度が高いという結果が出ています。
自分自身の個性・魅力を愛し、自分をケアするなら、幸福度が上がります。
心配事がなく、恋愛ができるくらいの余裕があることが、美しくなれる秘訣なのかもしれません。
6.自分らしく生きるとき、運命の人が現れる
彼は私に舞い降りた最高の幸運だった
1人でも幸せに生きられる人が、誰かを愛し、共に幸せになれると言われます。
自分の個性を大切にし、自分らしく生きているとき、あなたの真実の魅力に惹かれた人が現れます。
自分らしさの発見は、「自分らしく生きるために、何にNO、何にYESというか」を考えます。
健康と病気
1.食で心を整える
汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
「不調になったときは、ゆっくり食べなさい。1番好きなものをやめなさい」
食事のバランスがとれてくると、心のバランスもとれてきます。
不安を感じたりイライラしながら食べ物を口に入れると、その食事は毒になります。
2.粗食は身を助け、美食は身を滅ぼす
粗食、正直、日湯、だらり、ときおり下風あそばされかし
粗食・・・お漬物とお味噌汁にご飯。日本でとれる旬の食材で、伝統的な和食を腹八分でいただくのが美味しく、身体に良い
正直・・・嘘をつかない
日湯・・・毎日入浴すること
だらり・・・いつも心穏やかにすごすこと
ときおり下風あそばされかし・・・たまにはおならでもしなさいという意味
3.うまくいかないのは良いこと
偉大なことができるように健康を求めたのに、より良きことをするようにと病気を賜った
無意識レベルの心の状態を身体が表現していることがあります。
一見自分にとって不幸・ネガティブと思われる出来事(行動・考えも含む)の中に、自分でも気づいていない本当は望んでいるポジティブなものがあり、それを手に入れるためにその出来事が起きていると考えます。
4.避けることができない災いの前で
第二の矢を受けず
病気になったのは仕方がないとして、そこで泣き暮らしたり、落ち込んだりするのではなく、自分らしく楽しく生きる方法を探す。
「病気になっても、病人にならない」
「出会う人も、起こる出来事も選ぶことが出来ない。しかし、出来事をどう捉えるかという視点は選ぶことができる」
5.命の軌跡に触れる
悟りはいかなる場合にも平気で死ぬことではなく、いかなる場合にも平気で生きていることだ
死ぬことより、病と共に生きて行く方が、不安は多く湧き上がってきます。いかなる場合も平気で生きている悟りの境地に一歩でも近づきたい。
お金との付き合い方
1.ラベリングが行動を決定する
お金は虫眼鏡のようなものだ。その人の本質を怖いほど表す拡大鏡だ
私たちは自分が貼ったラベルどおりに世界をみています。
私たちの生活に必要で執着しやすいのがお金です。お金に対して自分の首を絞めるようなラベルを貼ってしまうと、生きていくのが苦しくなります。
2.多いほど手に負えなくなる
所有すればするほど囚われてしまうのです。より少なく所有すれば、より自由でいられます
人は車、家のローンなど所有するものがどんどん増えると、それを維持するためにお金を稼ぐことに必死になります。
私たちは一度手に入れたものを手放すことができません。「一度、手放したら、もう手に入らないのでは?」と不安に駆られてしまうからです。
私たちは自分の欲を理解しながら、望む人生を生きるために何が必要か考えることが大切です。
3.失う恐怖があなたの心を乗っとる
人は損するのが怖くて、そのために損をする
損するのを避けたいと過剰にリスクを避けるあまり、反対にもっと損していることがよくあります。
何をもって「損」と考えるかで、得るものと失うものが変わってきます。
お金を使うとき、それがムダなものに使う浪費なのか、必要なものを購入する消費なのか、自分を成長させる投資なのかを考えて使うことが大切です。
4.お金の主人になる
金に執着心を持つということが、あらゆる悪の根源である
借金があるなどお金に困っている状態では、お金の奴隷になりやすいものです。
お金に対する正しい知識がない場合も、相手からの不当な提案を受け入れてしまうお金の奴隷になることがあります。
ケチになってしまうのもお金の奴隷であることに変わりありません。お金に自分の行動がコントロールされてしまうからです。
自分で収支をコントロール出来ず、お金に振り回されている人もお金の奴隷です。
5.塵もつもれば山となる
小さな出費には気をつけろ。小さな穴は大きな船をも沈める
買い物は苦労なく目標を達成できるので、簡単に脳が快を得られます。だからストレス解消の為にお金を消費する方がいるのです。
同じ金額でも「どのように得て」「何に使うのか」によって、感じ方が変わることを「心理会計」と定義されてます。
はじめは小さな出費、小さな習慣だったものが繰り返していくうちに自分の生活や仕事、人間関係に悪影響が出るほどに発展することがあります。
6.貧しいときから、お金持ちに学ぶ
たとえ貧乏でもお金持ちの1番後ろの列に並びなさい
いつも一緒に過ごす相手から話し方やしぐさ、考えかたから年収まで無意識に影響をうける
成功していないときほど、自分の目指す分野の成功者に学ぶ
最後に
今まで壁にぶち当たったら時、不調で落ち込んだ時、
色々な名言が載った本を沢山読んできました^ – ^
所謂良い言葉のシャワーを沢山浴びるという行動
その時々で励みになり力になり幾多の苦難を乗り越えてきました。
今回の本では名言を心理学の観点から読み解くというスタイルで
人生における悩みや不安、苦しみを乗り越えるというより
受け流す、かわす
向かってくる牛をひらりとかわすマタドールのように
そして
何もなかったように装いながら
実は成果を得ていた
そんな印象を受けました。
正にタイトル通り「楽に生きられる」を感じた一冊
2023年まだ始まったばかりの1月ですが早くも今年のBEST本候補に出会えました☺️
いつもよりラクに生きられる50の習慣 [ 藤本 梨恵子 ] 価格:1540円(税込、送料無料) (2023/2/1時点)楽天で購入 |
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