中山七里サスペンス『鑑定人 氏家京太郎』レビュー

鑑定人 氏家京太郎

今回読んだ本は、

私の好きな作家さんの一人

中山 七里さんの

私立鑑定センターの所長が主人公の

新しいシリーズもの

『鑑定人 氏家京太郎』です

あらすじ

民間の科学捜査鑑定所で

所長を務める氏家京太郎。

彼のもとに舞い込んだのは、

世間を騒がす連続殺人事件の鑑定依頼だった。

女子大生三人が殺害されるという猟奇的な事件だが、

容疑者のなちは二人への殺人は認め、

もう一人への犯行は否認している。

那智が三人を殺害したとする検察の鑑定結果に

違和感を抱く氏家は再鑑定を試みる。

しかし、何者かの妨害が相次いで起きて…。

驚愕の結末が待ち受ける、圧巻の鑑定サスペンス。

見どころ

個人的な見どころは、

猟奇的な殺人を犯したにも関わらず

犯人の持つ

第三の事件に関して

犯していない罪を被るのを許せない

真犯人が、罪を償わずのうのうと生きているのは、許せないという

正義

また

私立の鑑定センターを舞台に繰り広げられることから

専門的な名称や知識、状況や環境

といった普段生活している中で

関わることのない事を知ることができること

最後に

どんでん返しの帝王と呼ばれる

著者の作品である以上

最後のどんな展開が待っているんだろう

と思わせるページをめくるたびのワクワク

や衝撃の事実を知った時の驚きとやるせなさに

ついつい引き込まれあっという間に読み終わってしまいました😀

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