東野圭吾のミステリー「架空犯」レビュー

「架空犯」

今回読んだ本は

東野圭吾 著

『架空犯』

五代刑事のシリーズもので

以前は、「白鳥とコウモリ」を読みました。

あらすじ

誰にでも青春があった。

被害者にも犯人にも、

そして刑事にも。

燃え落ちた屋敷から見つかったのは、

都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。

華やかな人生を送ってきた二人に何が起きたのか。

読み終わって

容疑者として浮かび上がった人物

公開されていない情報を知っているものの

重要な箇所は、のらりくらりと供述する。

実体のない犯人を追い詰めているようで

「まるで幽霊を追いかけているようだと」表現される。

架空の犯人を捜査する様が表されていてそこから題名が来ていていた。

事件の背景を知るために捜査を進めていく中で

数十年前の出来事がきっかけで

様々なことが繋がっていく

点と点を結びつけ

理論的に架空の犯人を追い詰めていく

登場人物全ての心の描写も素晴らしく

小説の世界の没頭出来る一冊でした。

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