東野圭吾のミステリー「白鳥とコウモリ」レビュー

東野圭吾「白鳥とコウモリ」

今回読んだ本は

東野圭吾 著

幻冬社 発行

『白鳥とコウモリ』

あらすじ

上巻

2017年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。

捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、1987年に愛知で起きた金融業者殺人事件と繋がりがある人物だった。

そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。事件は解決したと思えたが。

「あなたのお父さんは嘘をついています。」

被害者の娘と加害者の息子は、互いの父の言動に違和感を抱く。

下巻

父の死に疑問を持つ美玲と父の自供に納得できない和真。

事件の蚊帳の外の二人は、“父の真実”を調べるため、捜査一課の五代の知恵を借り禁断の逢瀬を重ねる。

過去と現在、東京と愛知、健介と達郎を繋ぐものは何か。

やがて美玲と和真は…。

光と影、昼と夜、果たして彼らは手を繋いで、同じ空を飛べるのか。

読み終わって

久しぶりに読んだ

東野圭吾さんの作品

読書初心者でも読みやすく

細かい設定と圧倒的な状況の描写の書き方で

フィクションを現実味のある話にするところが魅力だと思います。

よくよく考えると

そんなことある訳ないと思う場面も

不思議とすんなりと頭に入り景色が浮かんできます。

ファンタジー要素を入れたミステリー作品を作り出してくれる方だと私は思います。

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