東野圭吾の『マスカレードゲーム』レビュー

マスカレードゲーム

今回読んだ本は、

東野圭吾さんの

ホテル・コルテシア東京を舞台に新田警部が潜入捜査する

第四作目

『マスカレード・ゲーム』です

あらすじ

溶接加工会社の入江悠斗が、

何者かに刃物で胸を刺されて死んだ。

悠斗は、17歳の時に傷害事件を起こしていた。

事件を担当する捜査一課の新田は

かつての先輩警官・本宮、

女性エリート警部・梓、その部下として働く

能勢の捜査報告から、

別の二件の殺人事件との関連性を疑う。

そしてそれぞれの事件の容疑者が

「あるホテル」に宿泊することが判明。

新田は三度、潜入捜査を開始する。

見どころ

本作では、

罪の償い方に焦点が当てられていたと思いました。

犯した罪に対して死んで詫びればいいのか、

殺したい気持ちはあるのだろうけど

被害者遺族は、本当にそれを望んでいるのか

過去に向き合い

生き償っていく

そんな深いメッセージを

お馴染みの登場人物と場所で起こる

エンターテイメントの小説に込められた

作品だと感じました。

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