人間関係に疲れたら『頭に来てもアホとは戦うな』レビュー

人間関係に疲れたらこれ

今回読んだ本は、

田中 耕太郎 著

朝日新聞出版 発行

『頭に来てもアホとは戦うな!』です

ちょっと過激なタイトルで・・・

僕が今悩んでいることが分かりそうな w

いつになっても幾つになっても

仕事の悩みの多くは人間関係だと思っています。 😆

迷ったことや、悩んでいるときは

よく本屋に行きます。

そこで周りの知恵を借り次に進むよう心がけています。

今回も、職場での特に上司との関係で悩んで

本屋に駆け込み

タイトルに惹かれ即買いしました。

人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

まず読み始めて

著者は、政治家の経験から

多くの人に出会い

其の中から人間力の高い人たちをピックアップしてくれて指南してくれます。

政治家の手法のせいか

感情に訴えかけるアドバイスが多かったことが特徴で

・困っていなくても困った顔をせよ

・無駄なプライドは、捨てよ

・常に淡々とやれ

といった内容であまり実践的では、ないのかなと思っていたけど

後半では、

人間関係を含め人生で大切なこと、生きていく上で大切なことも書かれており

・誰から見てもうらやましい人生などない。お金があっても幸せではない人、生まれた時から有名であることから自分の人生を生きていけない人自分の好きなことに奔放に熱中した結果、家族が崩壊してしまい寂しい思いをしている人、そんな人も多い。

全てを手に入れて、それをずっと継続できる人などいない。人生は山あり谷あり山や谷があるから、人生でワクワクでき、ハラハラできる。山や谷を乗り越えても、人間として成長し深みが増していく。こんな宝物のような自分の人生に出会いながら、それを思い切り使い切らない手は、ない。人生があるだけでもそれに感謝して、目の前のことを頑張ってみるべきだ。そこから道は開ける。

目の前のことを一生懸命にやり切る

目の前のことを懸命にやり切ることで、何か新しい展開が生まれるかもしれない。

人生は何があるかわからない

事実は小説より奇なり。人間の想像力は無限だが人生はそれ以上の出来事を用意してくれている。今目の前にある仕事と出会ったのも大切な縁である。腐らずに心折れずに、それに感謝して精一杯やってみよう。

読み終えて

読みはじめ

著者は、すごく頭よくエリートなんだろう

そんな事を思いながら読み進めていました。

エリートのアドバイスは凡人の自分には次元が違いすぎて

参考に何ないよ

そんな斜めから見た感じで読み進めていましたが

何よりも大切なことは、

今、そして目の前にある事を一生懸命にやり切ることの大切さ

そんな当たり前のことをきちんと乗り越えていく重要性を説かれたことに

人生の先輩の助言としてとても心に沁みました。

ちょっと悩んでも今ある目の前のことに全力で取り組んだら

気にならなくなるそんな姿勢で進んでいきたい

そう思わせてくれた一冊でした。☺️

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