爆弾

爆弾

2024年新年明けて読んだ本

講談社 発行

呉 勝浩 著

「爆弾」

こちらの本は僕が本を購入する際に参考にしている

このミステリーがすごい の 2023年1位の作品でした。

分厚い長編小説ながら読み始めてから、次が気になり

なかなか読むことをやめる事ができず、深夜まで読んでしまい、寝不足に 😆

あっという間に読み終えてしまいました。

内容も

東京都内を連続爆破という非日常的な設定をリアリティある文章と

登場人物の描写と実際にある地理を上手く書き表し

読む人を引き込む文章となっておりました。

あらすじ

敵は、たった一人の“無敵の人”

微罪で逮捕された男が、秋葉原の廃ビルで起きた爆発を“予言した”。

あと二度あるという爆発を止めようと詰め寄る刑事。

だが男は巧みな話術でその正体すら掴ませない。

そんな中、男が口にしたのは4年前に自殺した刑事の名前。

警察が目を背けてきたそれが、事件を紐解く鍵か。

タイムリミットが次々迫る中で巻き起こる、男と警察の頭脳戦。

息をもつかせぬノンストップ・ミステリー!

見どころ

社会から完全に孤立し

住所、出身地、家族、全てが謎の

自称 スズキ タゴサク という 容疑者

知能は、高め、容姿は ずんぐりむっくり

卑下た笑いをする10円ハゲのある中年男のスズキタゴサク

世の中の全てと無関係と考え

関係のないものに対してたとえ殺されようがどうなっても関係がないという主張

そんな心の闇を抱えたモンスターと

取調室で行われる頭脳戦

スズキタゴサクから出される発言から次の爆破予定地のヒントが出される。

対する警察

等々力 功・・・野方警察署 刑事

清宮 輝次・・・警視庁捜査一課特殊犯捜査係

類家・・・警視庁捜査一課特殊犯捜査係(清宮の部下)。身体に合っていない大きめの背広に真っ白なスポーツシューズ。天然パーマの髪の毛を爆発させ、丸い眼鏡を鼻の上に乗せている。浮世離れした雰囲気。

頭脳戦に負けた清宮に変わって

スズキタゴサクと対決する類家

犯人から出されるヒントから出てくる

綻びや、矛盾を見つけ出し

すぐさま調べ真実を導き出す。

犯人からの人間の本性とは、という問いを問われつつ

時限爆弾の爆発を未然に防ぐという時間との戦いのミッション

そして事件が進むたびに次第に明らかになっていく

背景

内容が二転三転していくところも見どころで

ハラハラさせられました。

今年始まって早速 一年で読んだ中でno1の本に出会えたと思います。📕

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