まずは1人で年1000万円稼ぐ! 個人事業のはじめ方

まずは1人で年1000万円稼ぐ! 個人事業のはじめ方

2023年2月6日

今回読んだ本は

明日香出版社 大貫 貴志 著

「まずは1人で年1000万円稼ぐ! 個人事業のはじめ方」

何事も興味を持つきっかけは、「楽しそう」

理想と現実は違うものでやってみて大変さを知る事になりますがまずは、興味を持った事について学んでみたい

っと思い

「起業」、「個人事業」に関する本を読んでみました^ – ^

著者はどんな人

まずは本の著者 大槻 貴志さんという方

企画経営アカデミー株式会社代表取締役

ゲシュタルト療法士

U25スタートアップ起業塾塾長

起業支援プラットフォーム「DREAM GATE」認定アドバイザー

1971年東京中野生まれ、14歳で起業に目覚め、日夜新規事業のことばかり考える新規事業の中毒者。

アルバイトに大学、就職と、ひたすら起業準備を念頭に選択してきた人生を過ごす。人脈作りを目的に早稲田大学に入学し、国際交流サークルを立ち上げ、卒業時には1000人規模のイベントをプロデュースする。

大学卒業後、キャノンに入社し、工場経営者育成コースに配属され、2年目から新製品立ち上げを任される。

2002年にデジタルコンテンツの販売ビジネスを始めるも大ゴケ、その後受託制作作業に転換し、規模拡大に成功するものの組織崩壊を起こす。

人を中心に経営する重要性に気づく。

制作業と並行して企画を教える塾を立ち上げ、大手通信会社に事業売却成功した起業家から、数億円調達した起業家など、シリコンバレーやシンガポールなど、国内外で活躍する起業家を輩出する。

2008年に企画経営アカデミーを設立し、本格的に起業支援を始める。

現在までに、3000人以上の起業志望者と出会い、300人以上の個人支援を実施。

支援してきた業種も漁業からITまで70以上の業種にわたる。

モットーは、人間性中心の事業創造支援で、会社に依存せず誰もが自力できる社会を目指している。

起業のメリット、デメリット

起業だからこそ得られる3つの自由

1.時間の自由

2.場所の自由

3.人間関係の自由(顧客を選べる)

デメリット

1.会社と個人のお金が混ざる

2.事業が失敗すれば全責任を持つ(個人事業主は無限責任)

3.安定した収入の保障がない

起業でしか得られない醍醐味

1.社会に影響を与えられる

2.社会的報酬が得られる

3.自分の人生を自分で決められる

起業成功を左右する分岐点

起業で自己破産はありえない

起業してすぐに破産するということはありません。

なぜなら、破産するほどのお金を銀行が最初に貸してくれることはまずないからです。

自己破産よりもメンタル崩壊の方が高リスク

起業とはお金よりも「心」との戦い

心の不安なしに起業したいのであれば、ご自身が本当にやりたいことは何か、それを見極める必要があります(起業理由)。

起業成功のカギを握る「ビジネスへの共感」

「起業理由」がはっきりすることのメリットは、起業に共感してくれる人を増やせ、周りを巻き込みやすくなることです。

(1)事業を一緒に手伝ってくれる人

(2)事業に有益な情報をくれる人

(3)事業に有益な人材を紹介してくれる人

(4)事業にお金を出してくれる人

(5)事業に自分の時間を使ってくれる人

人から共感を得られる3つのヒント

(1)起業理由に自分の経験とのつながりがあるかチェック

(2)なぜ自分がそのビジネスをやりたいのか、自分との関わりを明確にしておく

(3)自分が証明したいことに共感が生まれる

起業するならまず個人事業から

3つの起業タイプ

(1)独立・・・従事中の仕事の延長線上で起業するタイプ。堅実に起業するのであれば、独立タイプがお勧め。

(2)フランチャイズ・・・加盟金などお金を払ってノウハウを買う方法。起業後のサポートが受けられる。

(3)新規事業・・・自分にとってまったくの未経験分野で起業するタイプ

どのタイプもメリット・デメリットがある。

個人事業は起業家の一つのレベル

個人事業・・・個人のスキルでお金を稼いでいる起業家。

商売人・・・個人事業と商売人の違いは、一人でやるか、社員を雇って複数人で行うかの違い。

アントプレナー・・・お金が回る仕組みを作れる起業家のこと

イノベーター・・・社会を大きく変えるような事業を起こす起業家。

個人事業のメリット

①小資本からできること

②撤退しやすい

個人事業のデメリット

①価格決定権が弱いこと

②休めないこと

年1000万円稼ぐのに必要なパーソナルブランディング

個人事業ではパーソナルブランディングがすべて

起業すると、起業家としてはまったく実績がない状態からスタートしなくてはいけませんが、パーソナルブランディングがあると、実績に関係なく仕事を獲得できるようになります。

自分らしさを相手に伝えられるかがカギ

パーソナルブランデングとは、いかにしぶんらしさを相手に伝えられるかがポイントです。

「CARSの法則」

Change(ビジョンによる変化)・・・ビジョンとは、今ここで起きているどんな事象をどのように変えたいのか、ということです。結果として社会にどのような変化を与えたいのかということになります。

Ability(能力)・・・ビジョン達成の為に必要な能力

①マインド:物事への考え方、信念、価値観

②スキル:知識、ノウハウ、技術

③所有資源:資産、人脈

Role(役割・ミッション)・・・持ち合わせている能力でどのような役割、立場で関わるのかということ。

Story(背景)・・・なぜ、自分はこのようなビジョン、ミッションを持つにいたったのか。

パーソナルブランディングのためにビジョンを具体的にする

ビジョンとは、願望や理想論ではなく、自分が現在気になっていて、負の感情を感じている事象をどうにか変えたいということです。

誰とつながりたいのか明確にする

つながりたくない人をはっきりさせます。そして、自分のコアなファンから愛される存在になれるかがポイントです。

大事なのは、誰からも愛される存在を目指すことではなく、どういう人とつながりたいかを明確にして、ターゲットを絞ることです。

徹底的な自己分析で磨きをかける

パーソナルブランデングをする上で、徹底的な自己分析が必要です。

自己分析のポイントは、ただ自分に起きた事を棚卸しするだけではなく、自分に起きた出来事について、どのようにその時「感じたか」を整理することにあります。

何回もアウトプットする

パーソナルブランディングは一回で終わることはありません。

こまめにアウトプットをして、他人に話すと相手の反応を得ることができます。それを見て、反応がよければ伝わっている証拠ですし、悪ければ書き直しということをひたすら繰り返します。

パーソナルブランディングが仕事を引き寄せる

パーソナルブランディングはプル型

パーソナルブランディングがうまくいくと、向こうから仕事が来るようになります。

パーソナルブランディングができれば価格交渉にも強くなる

起業アイディアの見つけ方

どんなビジネスをするかよりも誰とつながりたいか

顧客がお金を払っているのは商品やサービスにではなくて、商品やサービスがもたらしてくれる価値に期待をしてお金を払っているのです。

顧客は「お金」という企業が生きて行く上で大事な要素を与えてくれますが、「承認」というもう一つの大事な要素ももたらしてくれます。

この「承認」が起業に活力を与え、前に進めてくれるので、いかにして得て行くのかということが、起業においての大事なポイントになります。

「誰とビジネスをしたいのか」

それがビジネスアイデアを考える上でのファーストステップです。

自分が関係を持ちたい人とだけビジネスを行っていると、やる気が起きてきますし、ビジネスが楽しくなってきます。

実際の顧客に触れてみる

「この人の為に何とかしてあげたい」と思う気持ちが出てくるからこそ、そのために何ができるのかサービスを考えはじめるようになるのです。

起業においては、メンタル崩壊を回避するためにも、自分が会ってみて自分の感じ方をチェックする方が大事です。会ってみれば、自分がつながりたい顧客に関してのヒントがあるはずです。

メンタルの罠には近寄らない

儲かっているものを人はなかなか手放せません。そうすると、自分の感じ方を無視することにより、やがてメンタル崩壊にいたってしまうのです。

気持ちが乗らないと思った瞬間に、すぐに手がけようと思っているそのビジネスを手放したほうがいい。

ビジネスアイデアのための具体的なステップ

①顧客が現在抱えている悩みを聞く

顧客を見つけたら何を変えたいのか、変えたいことについて聞きます。悩みがあるということは、現状の何かを変えて理想的な状態になりたいけれども、うまくいかずに困っているということ。

②顧客が解決できずに困っていることを聞く

ご自身でできることであれば、他人に頼る必要はありません。自分自身では解決できずに困っていることをさがします。

③自分が顧客に提供できるサービス、商品を考える

④顧客検証を通して稼げるかをチェック

個人事業のための顧客獲得方法

楽に仕事が獲得できる下請け方式

ポイントは、毎月一定額の受注が見込めることです。特段の営業活動をしなくても毎月仕事をもらうことができます。新規をとりにいかなくても商売が安定します。

デメリットとしては、特定の企業に依存することになりますので、自分達で新規顧客の開拓をしなくなってしまい、成長力が弱まってしまう危険性があります。

新規顧客開拓はハウスリスト作りから

顧客獲得のためのマーケティングの基本は、見込み顧客となるハウスリスト作りからはじめます。

ハウスリストとは、自社サービスの情報を送る先で、さらに反応が高い人達のリストです。

アライアンス・事業提携をうまく活用

企業間で利益を生むために協力し合い、提携する事をアライアンスとよびます。

アライアンスのメリットはお互いの弱点を補いあい、複数社で1社では展開できないような事業をすることです。

どのようなビジネスであれ、「人脈」がすべての命となってきます。

いい人脈さえあれば、いいアライアンスを作れるし、顧客を呼び込むことが楽です。

会社にいるうちにできる準備

会社にいて時間に余裕がある時に身につけておきたいもの

①営業力・・・営業力で大事なのは、クロージングする力です。何か提案をして、最後に相手にハンコを押させる力と言っていいでしょう。同じ提案でもクロージングできるかどうかで、結果は大きく違ってしまいます。

②企画力・・・自分がやりたいことに他人を巻き込む力。

③マネジメント力・・・物事を管理し、当初立てた目標通りにコントロールして実行する力。

④経営基礎知識

⑤マーケティング基礎知識

⑥IT基礎知識

会社を辞めなくてもできる起業準備

①自己分析・・・「なぜ」自分が起業するのか、「なぜ」その事業をするのか。

②ヒアリング・・・顧客のニーズを引き出すために必要な作業

③プロトタイピング・・・思いついたアイデアの試作品を作り、顧客のニーズを確認するために行う作業

④テストマーケティング・・・顧客獲得の下準備、予約リストを作ること

人脈作りにいそしむ

・パーソナルブランディングを先に作っておく

・直接会うことが大事

・高いところには高い人がいる

その他

法人にするかどうかの分岐点

起業に関わるお金の話

起業にあたって必要なマインドセット

・他責にせず自責にできるか

・自己啓発本に振り回されず自分のぺーすで

・うまくいかなかった場合は勇気ある撤退を

・営利性よりも人間性で起業する

起業準備がうまくいかない時には

・とにかく人と会って話をする

・焦らず時代の流れが来るのを待つ

・起業をしないのも手

最後に

起業、個人事業主に興味を持ち読み始めた本書

これ関連に関しての本をあまりよんでおらずまだまだ浅い知識ですが

まずは興味を持って読んでみよう、学んでみようと思い立って

初めの一歩にしては十分すぎる情報量と

いい事ばかりではなくデメリットや、うまくいかない時もあり

起業に関して表裏なく、酸いも甘いも知る著者からの学びが得られました。

起業を考えいる時にそっと背中を押してくれる

そんな本でした☺️

まずは1人で年1000万円稼ぐ! 個人事業のはじめ方 [ 大槻 貴志 ]
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