呉 勝浩のミステリー「法廷占拠」レビュー

『法廷占拠』爆弾2

今回読んだ本は

呉 勝浩 著

講談社 発行

『法廷占拠』爆弾2

今年1番面白かったと思った『爆弾』から流れが続く作品です

舞台は前作の犯人

住所不定 職業不詳 スズキ タゴサク(本名か不明)

の裁判の中の法廷内での籠城事件

シリーズの一作目が面白かった場合

自作はつまらないっていう先入観をひっくり返してくれ

あっという間に読み終えてしまいました☺️

あらすじ

東京地方裁判所、104号法廷。

史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判中、

突如銃を持ったテロリストが立ち上がり、

法廷を瞬く間に占拠した。

「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。

ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します。」

スズキタゴサクも巻き込んだ、

警察とテロリストの戦いがふたたび始まる。」

読み終わって

『爆弾』の続編と知り書店で見つけて即買いしました。

前作同様

犯人と捜査官 類家の頭脳戦が魅力

話の全体像が分かるように前作も絶対読む必要があると思います。

コロナを経て

ネット、SNSで繋がった目的の違う犯人たち

今、世間を騒がせている闇バイトに似た事件の全貌など

最新の世相とリンクするところもあり話に新鮮さも感じます。

終わりには、心なしか第三弾もありそうな感じも残していたので楽しみです😛

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